私が入院した病院、起床時間(部屋の電気が点灯する時間)が朝の6時。
年末の日が短い時期ではまだ外が暗い状態です。
もっともこの日は外に面した窓がない部屋だったのでわかりませんでしたけど。
しばらくすると看護師さんが診察しにやってきました。
検温や腸の音や傷口の様子を診るためのようです。
あわせて採血も行います。定期的に採血を行って炎症度合いを確認するためだそうです。
手術で膿をとり、抗生物質で炎症を抑えているため朝の体温は37度台。
なにより今までと違い体のだるさはなくなっていたので、その点はずいぶん楽になりました。
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さてその看護師さんが話すには
「今日の昼前後に一般病室に移りますけど、その時に立って歩いてみましょうか。
もちろん私がつきそいますので。あと病室移る前に、一度暖かいタイルで体拭きしますね。」
そうです、昨日はもちろんお風呂に入っていないのです。
これからしばらくお風呂に入れないのだなーと思うと、かなり憂鬱になります。
朝になっても自分で起き上がることができないので、特にすることがありません。
当然食事もできないですし、まだ洗面所にも行けない。
食事をしていませんが歯を磨いたり、顔を洗ったりしたいなーと・・・
でも今日の昼前後まではNG。
これまたやることがなくとてつもなく暇です。
朝の9時前後でしょうか、主治医と担当医の先生が回診に来て様子を尋ねたり傷口を診ます。
「○○さん、ガスでました???」
「いえ、まだ出ていないです」
これって腸をいじる手術をした時の定番のフレーズなんですねー。
私の場合は、膿瘍の癒着をとる際に、腸管の壁に傷がついていないかどうか・・・
これを確かめるためにもオナラが出るかどうかは大変重要な項目になるようです。
結局、昨日の朝から今朝まで飲まず食わずだったので、腸もあまり動いていないんでしょうけどw
先生に腹部を見せる際に、自分で初めて見たのですが、腹部には腹帯が巻かれています。
マジックテープで留めるタイプで、腹部は厚手のガーゼ状になっているもの。
これで開腹部の保護をしているわけですね。
その下、開腹部の傷口と管が出ている部分には、大きめのガーゼが当てられているようです。
管が出ている部分を見ると後々トラウマになりそうだったので、その時は見ていません。
自分で見るようになったのはもっと後日。
そうこうしているうちに、また看護師さんがやってきて体拭きをしますとのこと。
一晩寝ただけですが、解熱鎮痛剤を使っているのでパジャマの中は汗だく。
体を拭いてもらうのはとてもありがたいのですが・・・
やっぱり下着を脱ぐんですよねー。
温かいタオルで体を拭いてもらうのは気持ちよいのですが、肝心な部分の拭きがどうしても甘くなります。しかし看護師さんとはいえ、さすがに他人に対して「もっとゴシゴシ拭いちゃってください!」ともいいづらく・・・どうしたものかなーと。。。。
体を拭き終わり、着替えもさせてもらったあとベッドの中でしばらく考えていたのですが、
ふと思い出したものがこういった類のもの。
もともとは夏の暑い日に顔拭き用シートを使うことはありましたが、ボディー用シートは未経験。ただ”震災時にお風呂に入れない被災した方々が重宝したモノ”ということを思い出して、さっそく親に話して買ってきてもらうことにしようと決めました。
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