外科の先生よる説明が終わり、いざ入院病棟へ。
外来の看護師さんに案内され病棟に向かいます。
この時も「歩けますか?車いす用意しますよ?」
なぜこんなこと言われるのかなーと不思議に思いましたが、理由はあとで判明することに・・
病棟につくと、すでに話は伝わっていて病棟の看護師さんが引き継いでくれました。
「手術後、今日の夜一晩はこのナースステーション隣の経過観察室で過ごしていただきますね♪」
ICUとは違って、あまり緊張感のなさそうな部屋です^^
その時は私以外誰もいず、とても静でいいなーと。
そうこうしているうちに、「手術の準備しますね!」
さていったいなにが始まるのやら・・・・
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さっそく着替えるのかなと思ったら、なぜかまだ服はそのまま。
一番最初にしたことは、なんとヘソのごまとり掃除!
横になりおへそを出すと、看護師さんがなにやら布に液体をつけて、その布でヘソの中をごしごしします。「○○さん、おヘソ全然汚れてないですね~」
そりゃあなた、毎日ごしごしヘソもあらってますもんw
みなさんもいざという時のために、おヘソは毎日きれいにしておきましょう。
ここで真っ黒になったとか恥ずかしすぎる^^;
聞けばその液体、なんとオリーブオイルだそうです。
「あのー・・・トイレに行って便を出し切るとかしなくていいんですか?手術中に漏らしちゃったとか恥ずかしい思いはしたくないので・・・」
開腹して腸をいじるので、そのことが心配だった私。
ところが看護師さん
「いえ、とくに先生からお浣腸の指示は出ていないので大丈夫ですよ」
ほんとかいな!と思いつつも、「やっぱり念のため行っておきますね!」
とトイレに向かう私。
なぜなら、看護師さんの話によると、仮に手術後の今夜、便を出したくなった場合・・・
さすがに今夜は動けないと思うので、寝ながら用を足してもらうことになるということなのです。差し込み式便器という平たい薄手のお丸をお尻の下に入れ込んで、そこに用を足すという代物!なんとしてもそれは避けたい私はピンピン動けるうちにトイレへ!
しかしほとんど出ませんでした。ここ最近、腹痛やだるさのせいで食べる量が減っていたのと、当日の朝も昼も何も食べていなかったからです。
トイレから帰ってくると、今度は手術および入院生活でずーっとお世話になる点滴用の管を血管に刺す処置。点滴をくらうのはおよそ30年ぶり。採血や予防接種などで使う針よりも太いらしく、それなりに痛いんですよねw
それが終わると
「では呼ばれるまで楽にされててくださいね♪」
あれ・・・下の毛の処理は???
覚悟していた処理、なぜかされないんですねー。
そうこうしているうちにあっという間に14時過ぎ。
「では手術室に行きますので、上半身だけすべて脱いでこの手術着を着てくださいね」
渡されたのは前開きの作務衣の上半身だけような手術着です。
下は病院に来た時のままのかっこうで手術室に歩いて向かいます。
内心、「あれーーーストレッチャーのようなものに寝かされて運ばれるんじゃないの??」
と思いつつも、元気よく歩いて手術室へ。
手術室の前では数人のスタッフさんが。
おそらく手術室専門の看護師さんなんでしょうね。男性と女性が数人。
その中の男性の一人が
「こんにちは。お名前と今日受ける手術の内容をお話いただいていいですか?」
どうやら本人確認の一環のようです。
「○○です。虫垂炎もしくは憩室炎からくる腹膜炎の手術と聞いています。」
「はい、わかりました。○○さんで間違いないですね。」
ここで他の女性のスタッフが
「○○さん、お腹痛くないんですか???」
「はいー、立っている分にはほとんど痛くないんです」
「腹膜炎で歩いて手術してに入ってくるなんて・・・たいていみなさん激痛でストレッチャーで運ばれてきて、それみてかわいそうにーってなるんですけど・・・・
(あんたそれ、私はかわいそうではないってことかっ!www)
という突っ込みする元気はさすがにありませんでした。
さきほどの服装のまま、手術台に寝るように促されます。
そこで下半身にタオルをかけられ見えないようにされたうえで履いているもの一式を脱がされます。これで上半身の手術着一枚の状態ですね。
その状態で横を向かされ、背中を丸めるように指示されます。
「今から硬膜外麻酔という処理を行いますね。背中に注射のような処置をしますので!」
あとで教えてもらってことですが。この硬膜外麻酔(こうまくがいますい)とは・・・
手術中の痛みを取り、また持続して麻酔薬を注入することにより手術後の痛みをやわらげるためのものだそうです。
背骨の中にある脊髄の側まで針を刺し,その中にカテーテル(細いチューブ)を通し,脊髄を包んでいる硬膜の外側にカテーテルを留置し,そこから麻酔薬を注入。
痛みの伝達をブロックする効能があるそうなんです。
この硬膜外麻酔を背中に射たれる際にも、痛みは皆無でした。
そしてまた仰向けになると・・・
「では○○さん、点滴を通じて全身麻酔の薬をいれますねー」
そう言われてからほんの少し・・・もう何もわかりません。
次、気づいたときには手術が終わっていました。
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