伝統あるバッチャン焼き~ベトナム・ハノイの陶器
バッチャン村はハノイ市の旧市街から南東へ10km程の距離にある陶芸村で、ベトナム人だけでなく観光客にも人気の場所なんですねー。旧市街からタクシーで30分程度で行けると思います。
バッチャン焼きの歴史を簡単に説明しておくと・・・
バッチャン陶芸の開始はトラン王朝時代(15世紀)から。トラン王朝末期からレ王朝~グエン王朝初頭(19世紀)にかけて日本、マレーシア、タイ、スペイン、ポルトガル、オランダ、イギリス、フランスなどに多くの陶芸品が輸出されました。紅河のほとりにあることから、河を下って海に出て海外に輸出されたんですね~。
1986年(ドイモイ政策開始時期)から現在まで、バッチャン陶器はバッチャン村の人に仕事を与えただけでなく、ハイズオン県、フンイエン県、バクニン県から労働者数千人が来ることになり、人口も増えることになりました。
最近のバッチャンの輸出金額は年間約2千万ドル(20億円程度)。
現在バッチャン村には約200社ほど陶器関係の企業がありますが、それらの企業は全て陶器を作る会社であったり、工房を経営している会社です。陶芸品の製作方法を学ぶために、国内外の多くの人々がバッチャン陶芸村を訪問しています。
陶芸品の販売業者にとって、バッチャン村は新しい陶芸品を探すのに最適な場所のひとつになっています。
住所:バッチャン村、ザーラム群、ハノイ市
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