興味深い記事がVIETJOで掲載されていたので、この日記でも紹介しようと思います。
それはベトナムに一般市民および学校の生徒に水泳訓練を行うという内容。
以前、NLT君と「ベトナムの学校ではどのような授業を行っているの?」といった内容で話をしていた事があったのですが、その中でも驚いたのが「ベトナムの学校では水泳の授業がない」ということでした。
色々な理由があると思うのですが、根本的な問題の一つに「水質管理」という項目があると思い
ます。ご存知の通り、世界で「水道水を安心して飲める」のは日本くらいと言われています。ベトナムでは急速な経済発展もあり、工業用水、水力発電用、農業灌漑用としてりようされる水資源が増大しており、同時に工場から排水される汚染物質により水質汚染も進んでいるのが現状です。
またベトナムは雨季と乾季がありますが、乾季の水資源の不足も課題となっているそうです。
こういった背景もあり、ベトナムの学校にはプールそのものがないというのが一般的な状態なのだそうです。
むしろ大多数の学校にプールが設置されている日本という国は、世界的に見て珍しいのかもしれません。
また南部や中部では雨期になると大きな河川の氾濫洪水が発生し、一般市民が被災するということが頻発しています。
このような現状を踏まえてかは不明ですが、民間国際援助団体がベトナムの一般市民および生徒に水泳訓練を実施することになったという内容になっています。
子供を支援する民間国際援助団体(NGO)「セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)」は3月31日、紅河デルタ地方ハイフォン市で、ベトナムにおける災害リスク軽減プロジェクトの第2期を開始した。
同プロジェクトは、毎年台風や洪水などの被害を大きく受けているハイフォン市、西北部ディエンビエン省、メコンデルタ地方ティエンザン省の3省で、2015年から2017年にかけて実施されるもの。ベトナムでは児童の水難事故が多発していることから、水泳の普及が急務となっている。
同プロジェクトでは、同3省にある学校12校の生徒6000人及び地元住民3万人を対象に、水泳訓練などを通じて防災スキルや災害対応能力などを身に付けさせる。具体的には、各省の計11か所にプールを設置するほか、ライフジャケット1000着と浮き輪480個、発電機、救急セットなどの設備を整える。
なお、2013年から2014年にかけて、同プロジェクトの第1期がティエンザン省及びメコンデルタ地方ドンタップ省で実施され、好結果を残している。
VIETJOから引用
http://www.viet-jo.com/news/social/150402070744.html
さてこの記事の中に掲載されていたプールなのですが・・・・
このプールで泳いで体調を崩さないか、ものすごく心配になりませんか?
日本のプールというと、プールの底まで透き通って見えた記憶があるのですけど、写真のプールの水は濁っていて「どこかの川の水??」って心配になってしまうくらいでした。
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