ハノイ ホアンキエム湖
ハノイは都市の中心部に多くの湖がありますが、一番有名な湖はホアンキエム湖です。
ここではスポーツの催し物、ミュージックフェスティバル、建国記念日・旧正月の花火など、ハノイの街の重要な文化的活動が行われます。
そのため多くの若者や観光客がホアンキエム湖に集まっています。
おそらくカップルが多いのかな・・・・
ホアンキエム湖の亀の塔 (Tháp Rùa=タフ・ルア)や玉山祠 (Đền Ngọc Sơn=デン・ゴック・ソン)はハノイで有名な観光場所。
同時にハノイ人の誇りでもある場所です。
ホアンキエム湖と玉山祠(Đền Ngọc Sơn)は1980年10月7日に国宝に指定されています。
ホアンキエム湖はハノイの中心部に位置する淡水湖です。
ホアンキエム湖の面積は12ヘクタール、南北の長さは700メートル、東西の幅は200メートル。
ホアンキエム湖の周りに通りは3つ。
西にあるレタイトー(lê thái tổ )通り、
東にあるディンティエンホアン通り、
南にあるハンクカイ(Hàng Khay)通りです。.
ここは名所であることから、この区はホアンキエム区という名前がつけられました。
以前の名前は (hồ lục thủy=ホー・ル・トゥイ)(緑水湖)として知られていましたが、伝説では15世紀にレタイトー王(lê thái tổ )が湖の宝剣を手にし、その宝剣によって、侵攻してきた明との戦いに勝利しました。
その後、レタイトー王は湖の上で金の大亀 (Kim Qui=キム・クィ) から平和になったので大亀に宝剣を返すように啓示され、湖の中心近くにある小島で宝剣を返しました。
それゆえ、湖は現在の名前ホアンキエム湖(Hồ hoàn kiếm。 Hồ=湖 hoàn=返す kiếm=剣)と呼ばれるようになりました。
ちなみにこの物語はホアンキエム湖の東、ディンティエンホアン通りのタンロン水上人形劇(Nhà hát múa rối nước Thăng Long)で見ることができます。
玉山祠 (Đền Ngọc Sơn)19世紀に建てられた玉山祠 (Đền Ngọc Sơn) の入り口の門に書かれた赤い文字「禄(豊かさ)と福(幸福)」は、ベトナムの著名な儒教学者グエン・ヴァン・シィォ(Nguyen Van Sieu)が書いたものです。
玉山祠は儒教と道教、それに13世紀に元の侵攻を撃退した英雄チャン・フン・ダオ(Tran Hung Dao)を祭っています。
1865年に今日見ることができる形になりました。
島と岸の間には、赤い橋(Cầu Thê Húc, テフック橋)が架けられています。
(ホアンキエム湖と玉山祠(画面右))
大きな地図で見る亀の塔 (Tháp Rùa)湖の中には何種類か大型の亀がいます。
そのなかでもRafetus leloiiと名づけられている亀は、とても大きい亀として有名です。
その種は絶滅の危機にさらされていて、湖の中の生息している個体数は不明です。
1968年には湖で体重250キログラムの大亀が発見され、伝説の亀として玉山祠に剥製が祭られています。
剥製の大きさは長さ210センチメートル、幅120センチメートルもの大きさになります。
大きな地図で見る
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