そして12月27日の金曜日。
紹介状をもって朝イチで大きな病院に。

診察の前に血液検査と腹部レントゲン撮影を行うように案内されました。
体のだるさは相変わらずですが、もとから熱には弱くないので、比較的ピンピンと行動ｗ

受付から2時間後の10時くらいにようやく先生に呼ばれて診察室へ。
私よりも若い消化器内科の女医さんでした。

開口一番、「○○さん、血液検査の結果なんですけど、炎症を示す値が異常に高く、これだけでもう入院ですよ」

私「えっ？？？」

その後、問診・腹部の触診・音を聞かれ・・・
それとレントゲンだけでは原因がはっきりしないのでCTの撮影をすることに。

造影剤を入れてのCT撮影、人生で2度目ですが、あれって本当に造影剤が通った体の部位が厚く感じるんですよね。不思議な感じがします。

CTの撮影が終わりしばらくすると、また先生に呼ばれました。
女医さんが「○○さん、症状からするともう内科の範囲ではないので、外科の担当がお話ししますね」と・・・・となりにいた別の男性の先生を紹介され別の診察室へ。

男性の先生はCTの画像を見ながら
「○○さん、端的にお話しするとお腹の中に膿がたまって腹膜炎のような状態です。この部分ですねー。膿瘍（のうよう＝膿の塊り）が直径7センチほど。おそらく虫垂炎が原因でこの部分に膿がたまっているのだと思います。対応方法は二つあります。
１：今日、このまま手術して取り除く方法
２：抗生物質の投薬で膿を散らした炎症をおさえた後で、手術で盲腸を切除する方法
この二つです。」

私「え？虫垂炎の場合って、結局あとで開腹手術してとるひつようがあるんですか？」
てっきり虫垂炎は薬で抑え込んで、炎症が治まったらそのままほったらかしでもOKと思っていた私にとって仰天の話でした。

明日から年末年始の休みに入るので、どうせだったら早いに越したことはないと手術を即決。
先生「あとで専門のレントゲン技師がこのCTを確認したうえで、最終的なお話をしますね」
画像を見る専門の医師がいて、そこからいろんな情報をよみとるのだそうです。

その間に、仕事関係の連絡、手術の同意書や入院の手続きの書類の記入、家族への連絡などあっというまに時間は過ぎていきます。

看護師さんからは「腹痛、大丈夫ですか？横になりますか？」
いえいえ、そんな痛みではないんですねー。
むしろ立っているほうが腹痛的には楽。
なぜか横になっている時のほうが痛さの度合いが大きくなるという不思議。

すでに時間は正午近くですが、看護師さんの話によると
「今、手術室がすべてふさがっていますが、14時にあく予定なのであき次第手術です！」
あと2時間か～＾＾；

そこでまた先生に呼ばれレントゲン技師が読み取った情報を伝えられました。
「十中八九、虫垂炎が原因と思われますが、この左腹部・・・この部分にも炎症かもしれない白いものが映っています。こちらは憩室炎が原因かもしれません。両方を見るために、開腹はおへその脇から股間に向けて10センチほど行います。憩室炎がひどかった場合は、大腸の問題部分を切り取りつなげ合わせます。その場合は、便が接続部分に流れないよう一時的に人工肛門を作ります。3か月から半年後には人工肛門を閉じて元の状態に戻す再手術を行います。」



この話を聞いたとき、きっと私の顔はこうなっていたと思います＾＾；

そこに外科の先生が6～7人、わしゃわしゃと診察室に入ってきました。
みなさん口々にさまざまな質問を浴びせ、腹部を色々と触診。
「△△の可能性があるから私も念のため入ります」
とか
「％＆＠＆＄＃’＆（＆％（＄））（”」
よくわからない専門用語が飛び交いますｗ

しかし、結局、開腹してみないとわからないとのこと。
もう俎板の上の鯉状態・・・最終的に手術のお願いをしました。

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